占い師になるなら絶対に知っておきたい「命卜相」とは？

占いには様々な種類がありますが、大きく分けて「命術」「卜術」「相術」の３つのカテゴリーに分類されています。

【1.命術（めいじゅつ）】

命術は、出生情報や個人の基本データに基づいて、その人の運命や性格、将来を予測する占いです。代表的なものには、西洋占星術や四柱推命、数秘術などがあります。命術は長期的な視点から、人生全般にわたるアドバイスを提供することが特徴です。

例えば西洋占星術では、生まれたときの星の配置をもとに、その人の性格や運勢を読み解きます。四柱推命では、覚悟と時間からその人の「命式」を作成し、運命を予測します。命術は、個々の人が持つ基本的な運命や性質を理解するのに役立ちます。

【2.卜術（ぼくじゅつ）】

卜術は偶然性を利用して結果を導き出す占いです。タロットカード、オラクルカード、易占い、ルーン占いなどがこれに該当します。卜術は、現在の状況や直近の未来に焦点を当てることが多く、具体的な質問に対する答えを得るために使用されます。

例えばタロットカード占いでは、カードをシャッフルし、無作為に選んだカードの意味を解釈して、質問に答えます。また易占いでは、六十四卦という象徴的な図形を使って運勢を占います。卜術は、特定の質問に対するアドバイスを求める際に非常に有効ですです。

【3.相術（そうじゅつ）】

相術は、外見や形状から運勢や性格を判断する占いです。 代表的なものに手相、人相、風水などがあります。比較的短期的なアドバイスが得られることが多いです。

手相占いでは、手の平の線や形を観察して、その人の性格や未来を読み取ります。風水では、建物や部屋の配置によってエネルギーの流れを整え、運気を高める方法を提供します。相術は、外見や環境がどのように人生に影響を与えるか理解する助けになります。

【まとめ】

命術、卜術、相術は、それぞれ異なる方法と視点から人生を探る手段です。命術は長期的な運命や性格の理解に役立ち、卜術は具体的な質問に対する答えを得るためのツールとして、相術は外見や環境が人生に与える影響を探るための方法です。 これらの占術を理解することで、より深く自己を知り、人生の様々な局面で役立てることが出来るでしょう。

占いの世界は広大で奥深いものです。 興味を持った方は、自分に合った占術を探してみるのも良いかもしれませんね。